第四話

60 名前: 第四話 投稿日: 2006/01/09(月) 22:24:38.64 ID:JuXeau2p0

第四話 2通目のメール

ドクオからは特に返信はなく,ブーンは帰宅した.
帰宅しても挨拶することなく,自分の部屋に行って鍵をかけた.
そして,VIPを見はじめる.

( ^ω^) 「ふー.やっぱりここが一番落ち着くお.」

お気に入りに入れているスレを一回りし,
今度は自分が糞スレを立てようとするブーン.
しかし・・・
ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・・・ぴちゃ・・・・
ぴちゃっ・・・・・・・・・・・・・・・!
携帯の画面に光がともる.

(;^ω^) 「き,昨日と同じメールだお・・・!」

61 名前:
第四話 投稿日: 2006/01/09(月) 22:27:25.06 ID:JuXeau2p0

件名:
本文:残り日数 5日

予想通り,残り日数が減っていた.
夢の中のツンが言っていた.
何とかしないと,ブーンは,死ぬ・・・・!?

( ^ω^) 「もしもし,ドクオかお?」

ブーンは,唯一の友達,ドクオに電話する.

63 名前:
第四話 投稿日: 2006/01/09(月) 22:27:59.76 ID:JuXeau2p0

('A`)  「ブーンか.お前の所にも来たんだな.
      お前は,後5日か・・・.」
(;^ω^) (ドクオって後,何日だったっけ・・・?)
( ^ω^) 「やっぱり,ドクオにも来たんだお.
      ドクオ,どうしよう.ブーン達,死んでしまうお.」
(;'A`)  「ちょwww,死ぬってどういうことだ?」
( ^ω^) 「ん?ドクオは夢を見てないのかお?」
('A`)  「kwsk」
( ^ω^) 「シコシコチンチンドピュッドピュッ」
(;'A`)  「ちょwww,わかんねえよ.3行で.」

64 名前:
第四話 投稿日: 2006/01/09(月) 22:29:15.05 ID:JuXeau2p0

( ^ω^) 「・ツンと名乗る少女に会う
      ・残り時間が過ぎたら死ぬ
・湖から化け物.」

('A`)  「ふーん.ツンねえ.
      悪い.見てねえわ.
      でも,どうせ夢・・・」

ここで,20秒くらいドクオから声が聞こえなくなった.

(;^ω^) 「ドクオ,どうしたんだお,ドクオ!」
(;'A`)  「ブ,ブーン・・・.パソコンのデスクトップを見てみろ!」

ブーンはタスクバーのデスクトップの表示のボタンを押し,
パソコンのデスクトップを見た.
そこには,ブーンが昨日夢で見た山中の湖の写真が映っていた.

66 名前:
第四話 投稿日: 2006/01/09(月) 22:31:15.78 ID:JuXeau2p0

(;^ω^) 「ド,ドクオ!藻前もこれを見たのかお???」
(;'A`)  「あ,ああ.これ恐らく,山村村にある,山村ダムだぜ?
      俺,ガキの時に見たことがある・・・!
      なんで,この写真がデスクトップに?」
(;^ω^) 「これ,ブーンが見た夢に出てきたのと同じ光景だお.」
(;'A`)  「ど,どういうことだ!?」

沈黙が訪れる.
しばらくして,ブーンはドクオに提案した.

( ^ω^) 「ドクオ,明日は学校休んでそこに行ってみるお!」
(;'A`)  「あ,ああ.いいけど,結構遠いぞ.
      バスで1時間かかる.」
( ^ω^) 「何か,行かなきゃいけない気がするお.」
('A`)  「そうか・・・
     わかった.俺も行くよ.」
( ^ω^) 「じゃあ,明日の朝,ドクオの家に行くお.」
('A`)  「おう,それじゃあまた明日な.」

ブーンは明日に備え,早く今日は寝ることにする.
パソコンを消すとき,既にデスクトップは元のアニメの壁紙に戻っていた.

68 名前:
第四話 投稿日: 2006/01/09(月) 22:32:37.23 ID:JuXeau2p0

( ^ω^) 「ひょっとしたら,ツンに会えるかもしれないお・・・.」

ブーンは一人呟いて,眠りに落ちた.

69 名前:
第四話 投稿日: 2006/01/09(月) 22:33:25.26 ID:JuXeau2p0

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また,夢の中で少女が出てきた.
少し,疲れた顔をしている.

ξ゚听)ξ「ブーン,山村ダムにいくのね?」
( ^ω^) 「そうだお.ツンはひょっとして,そこにいるんじゃないかお?」
ξ・勍)ξ「え,ええ.確かにそこにいるわ.」
( ^ω^) 「ほ,本当かお! 明日,是非会いたいお!」
ξ・勍)ξ「山村家を探してみて.」
( ^ω^) 「わかったお!探してみるお.」
ξ゚听)ξ「フン,あ,アタシはあんたに特に会いたくないけどね!」
( ^ω^) 「ブーンは会いたいお!」
ξ゚-゚)ξ 「でも,会わなきゃいけないのよね・・・.」
( ^ω^) 「・・・ツン?どうしたんだお?」
ξ゚听)ξ「な,なんでもないわ!
      アタシはもう帰るわね.じゃーね,ブーン!」
少女は,また消えていった.

ぅ゙ぅ゙ぅ゙……ぅ゙ぅ゙…ぁ゙ぁ゙ぁ!゙ぅ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙
また,あの音がする.
ブーンは急いでダムの湖から離れていった.
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