もともと肉付きが良くないために、
投げは放てない・動きはモッサリ・受け身がヘタクソ
と三拍子揃ったいわゆる“しょっぱい”選手となってしまったのだ。
内藤も、ショボンの奴もみんな活躍している。
それなのに、俺だけこうして芽が出ないままでいるなんて…
ドクオはハッキリと焦りを感じていた。
このままじゃいけない…
そうは思いながらも、ドクオは自分の方向性を決められずにいた。
しかし、この日がドクオの人生を大きく左右する事になるとは、本人すら思っていなかった。
ドクオサイド〜二代目墓堀人誕生〜
第一話━NOT FOUND━ 完
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